今回は、AlexaのAPIを使って国内と国外のPVランキングを取得してみました。
アレクサとはアマゾンの子会社で古くからアクセス情報などを表示するサービスを提供しているサイトです。
最近では音声認識プラットフォームにもアレクサの名前が使われているようです。
アレクサを使うと他人のサイトのアクセス数などの統計データが一部無料でも見ることができます。
アレクサのAPIは有料なんですが、無料でも見ることができるAPIがあったので紹介したいと思います。
Alexaで無料で見れる部分が、APIで取得できるようです。
本来は以下のサイトで統計データをみたいサイトのURLを入力してデータを見る使い方です。
因みに、国内のトラフィックランキングは以下のようになっています。
ネットをしたことがある人ならだれもが一度はアクセスしたことがあるようなドメインばかりだと思います。
1、Google.co.jp
2、Google.com
3、Yahoo.co.jp
4、Youtube.com
5、Amazon.co.jp
6、Twitter.com
7、Facebook.com
8、Wikipedia.org
9、Nicovideo.jp
10、Fc2.com
11、Rakuten.co.jp
12、T.co
13、Ameblo.jp
14、Baidu.com
15、Kakaku.com
16、Naver.jp
17、Goo.ne.jp
18、2ch.net
19、Qq.com
20、Github.com
アレクサデータの信憑性とは?
アレクサが提供するデータは信用できるかできないか議論されることがあります。
上記ランキングを見れば確かに、アレクサのデータは信用できそうにも思えますが、問題は統計データの取得方法にあります。
この統計データをどうやって取得しているのかというと、GoogleやMOZなどのようにクローラーを走らせているというわけではなく、アレクサのツールバーというものがあり、そのツールバーをインストールしているブラウザのアクセスがデータになります。
なので、インストールしている人が、管理しているサイトだったら実際のトラフィックが少なくても高い数字を出してしまう、インストールしている人が常連だったら高い数字を出してしまうなどの目安程度にしかなりません。
ユーザー層によってもアレクサをインストールする人がアクセスしそうなテクノロジー系のコンテンツを取り扱っているサイトと、その他のコンテンツを取り扱っているサイトでは同じトラフィックでもユーザー層の違いから低い数字になりそうです。
こういった性質からトラフィックがあまりに少ないサイトではデータが取得できなかったりもします。
トラフィックが少なすぎて自サイトのデータが見れない人は自分でツールバーをインストールしてアクセスすれば反映されますが特定のユーザーが同じ日に複数回同じURLを訪問した場合、それらの訪問はすべて1つとしてカウントされます。
Alexa Internet – Chrome Browser Extension Download
APIの利用
今度はAPIを使って一部データを取得します。
いまさらですが、これが今回の本題ですw
以下のリンクにアクセスするとうさちゃんねるのPVランキングがxml形式で返ってくるのが分かると思います。
以上のように取得したいURLと書かれた位置にURLを入れてアクセスするだけで見ることができます。
http://data.alexa.com/data?cli=10&url=取得したいURL
アクセスすると以下のような感じで帰ってきます。
<ALEXA VER=”0.9″ URL=”usachannel.info/” HOME=”0″ AID=”=” IDN=”usachannel.info/”>
<SD>
<POPULARITY URL=”usachannel.info/” TEXT=”257357″ SOURCE=”panel”/>
<REACH RANK=”217204″/>
<RANK DELTA=”-235611″/>
<COUNTRY CODE=”JP” NAME=”Japan” RANK=”24039″/>
</SD>
</ALEXA>
xml形式で返ってきた中身はこんな風になっています。
POPULARITY 世界PVランキング
COUNTRY RANK 国内PVランキング
REACH RANK 100万人当りの訪問者数
RANK DELTA 過去3ヶ月間のPVランキング
RANK DELTAに関しては調べてみましたが、あまり情報がなかったです。
このように簡単にxml形式でアクセスデータが取得できるのでなにかツールを作成する際にはぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか
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