今日は共有サーバーを使っている方で検索順位が上がらない、もう少しあがってもおかしくないはずだ?と思っている方で、もしかしたらこれが原因なのかも知れないというものを、紹介します。
重要度は高い割に知名度は低いのかなと思います。
アギュースというサイトがありましてポツンとURLのフォームだけがあるサイトです。
フォームにURLを入れると、一般的なメタ情報からIP、ホスト、whois、発リンク、ドメイン、サーバーの情報を表示してくれます。
ブラックリスト入り
冒頭の画像は右の判定結果が「○SAFE」となっていますが、「×CAUTION」となっていたら夢のブラックリスト入りしています。
身に覚えはないブラックリスト入り
ブラックリスト入りする指標には対象ドメインだけでなく
共有サーバー内の共有しているサイトも含まれるんです
殆どの方が、共有サーバーを使っていると思いますが、同じサーバーを使っていてその中にスパム行為を行っている人がいたら巻き込まれている可能性があります。共有サーバー内で共有しているサイトはアギュースでも見ることが出来ます。
ブラックリスト入りするとどうなるの?
Googleはスパムサイトに対して大きく順位を下げたり、インデックスから削除するといった
ペナルティを科します。
現在は公開されていないですが、内部では動いているといわれるページランクもかつて見えていたころには下がると言われていました。
Googleから品質のガイドラインには具体的な内容が載っています。
具体的なガイドライン
次のような手法を使用しないようにします。
- コンテンツの自動生成
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- コンテンツの無断複製
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- リッチ スニペット マークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
次のような望ましい行動を習慣付けます。
- サイトがハッキングされていないかどうかを監視し、ハッキングされたコンテンツを見つけたときはすぐに削除する
- サイトにユーザー生成スパムが掲載されないようにし、見つけたら削除する
チェックを入れた部分がスパムサイトが行っていそうな行為ですね。
メールアドレスが送れなくなったり・・・
スパム判定に、冒頭のブラックリストを使用しているメールサーバーがあると、遅れなくなり送信失敗というメールが来ることもあるようです。
対処法
サーバーを移転、ドメインを移転、ドメインを移転した場合には301リダイレクトはしない
なぜ301リダイレクトが駄目かというと、301リダイレクトは評価を引き継いでしまうからです。
301リダイレクトによって転送される場合、検索エンジンは転送前のURLが持っていた被リンク等の評価を、転送先のURLに引き継がせます。
そのため、たとえば転送前のURLが外部リンクを数多く集めている場合には、301リダイレクトで適切に転送をかけることでこれまでの得ていた被リンク面での評価を新しいURLにそのまま(※)引き継ぐことができます。
ですが、サーバーに当てられた評価ですので、サーバーさえ移転してしまえば大丈夫という情報もあります。
サーバーだけ移転してみて、最悪、駄目だったらまたドメインとサーバーを移転してまったく新しいサイトを立ち上げるしかないです。
まとめ
今回は、運営しているサイトがブラックリスト入りしているかも?といことで記事を書きました。
こういった行為を行っているサイトに素早く対応してくれるサーバー選びも大事だなと感じました。
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